公園に隣接する物件の長所・短所
2014.10.17Q.ご質問
先日、新聞折込に入っていた不動産広告の中古物件が気になり、広告を頼りに売り物件を探して見に行きました。
外観と周辺の環境を見てきたのですが、物件の裏側が割と大きな市立公園と接していました。
建物が建つ心配もないので日当たりや風通しも問題がなく、植樹もたくさんあり緑も多く環境がいいなとその時は思いました。
しかし、妻にそのことを言うと、「他人から家の中を見られるし、洗濯物を干すのも気を遣うのでイヤだ。」と言われてしまいました。
公園に近い物件は利点しか思いつかなかったのですが、公園の近隣の物件にはどういった特徴があるのでしょうか？
A.回答
公園は太陽をさえぎるような大きな建築物がなく、公園によっては緑化がされているため公園に隣接した物件は環境が良いように思えますが、やはり長所もあれば短所もあります。
主な長所と短所を上げると、
長所
- 建物が建つ可能性が少ないため、日当たりや風通しが良い
- 夜には人がいないため静かである
- 幼い子供がいる場合、遊びに連れに行きやすい
- 公園の樹木を借景として使えるため、窓からの眺めが良い
短所
- 公園から家の中の様子が、丸見えの場合がある
- 昼間の子どもの歓声や、夜間の青少年の騒ぎ声など騒音があることがある
- 緑が多いと昆虫や鳥が多く集まるため、虫害や鳥害があるケースもある
- 道幅の広い道路に面している公園だと、タクシーやトラックドライバーの休憩所となるため、違法駐車が多い
などのマイナスポイントが発生してしまう物件も中にはございます。
公園と言うと「憩いの場」「子供の遊び場」と良いイメージが先行しがちですが、このようなデメリットが生じるケースもありますので、予めしっかりと調査することをおすすめします。
当社は、物件の周辺環境に関してはしっかりとお調べし、良い点も悪い点もすべて隠さずお伝えしておりますので、公園が近い物件で気になることが在る場合は、ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
