TOP > 横浜不動産の知恵袋 > 引っ越しについて > 引っ越しはあいさつが大切
2014/04/24更新
結婚を機に、横浜から近い場所で中古マンションを購入しようと思っています。
私も婚約者もずっと実家住まいで、引っ越しするのは初めてです。
親からは、「引っ越しするときには、隣近所にあいさつをするもの。」と言われました。
私としては隣にどんな人が住んでいるのかあまり興味がなく、変に仲良くなるのも苦手なので、いまどき引っ越しのあいさつはいらないのではと思います。
引っ越しの際に、あいさつは必要なのでしょうか?
昔は引っ越しのあいさつは「向こう三軒両隣」と言われ、お向かいの3軒と右左の両方の家に蕎麦を持っていくのが通例になっていました。今ではあいさつもなく、いつの間にかお隣の家の住人が引っ越してきたというのも珍しくないです。
しかし、引っ越しの際にあいさつをしておくと、後々いろいろなことがスムーズに運べます。
引っ越しのあいさつは、引っ越しの当日か翌日にしようと思う方が多いですが、実は1週間ほど前には済ましているほうがよいです。
引っ越し当日はトラックを長時間駐車したり、騒音が出たりするので、先にあいさつに行っておき、「○日の土曜日に引っ越しをしますので、トラックの駐車などでご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。」と言っておけば、当日近隣トラブルになることを防げます。
特にマンションは駐車スペースが限られていたり、エレベーターを占拠してしまいますので、両隣と上下階の部屋だけでなく、管理人にもあいさつをしておきましょう。
マンションによっては、管理人が聞いていない引っ越しに関しては、オートロックの関係から許可してもらえないことがあります。
また、同じ日に引っ越しがあった場合、事前に聞いていた方は駐車場が確保してもらえ優先的に作業をさせてもらえますが、言っていなかった方はそちらの引っ越しが終わるまで作業に取り掛かれないといったこともあります。
ほかにも、ゴミ捨てのルールや回覧板の回し方・町内会の参加など、その地域ごとの決まり事がありますので、あいさつがてら管理人や隣の家の人に聞いておくと、後々楽になります。
今はあいさつでは蕎麦を配るよりもタオルなどを配ることが多く、留守であることも考慮して「××号室に、○日に引っ越してきます△△です。ご挨拶に伺いましたがお留守のようですので、お手紙にて失礼します。引っ越し当日は、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。」と書いた紙を用意しておくのもよいでしょう。(川口)