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2014/09/10更新
リストラや病気休業を保証してくれる住宅ローンはありますか？
Q.ご質問
中古住宅を購入希望なのですが、住宅ローンの返済が不安です。
子どもが小学生になるタイミングで引っ越したいと思っているのですが、数年前に会社の業績が思わしくなく、大規模なリストラがありました。
今は業績も回復しているので、リストラの可能性は減りましたが、またリストラがないとは言えません。
またガンの家系であるため、将来的にガンにかかるリスクが高く、病気・入院となると会社を休んでしまうため、ローンの返済が困難になるのではないかと思います。
住宅を購入したのは良いが、ローンの返済が出来ないとなると問題なので、リストラや病気休業に対応した住宅ローンがあるのでしょうか？
A.回答
住宅ローンの返済は長期にわたるため、リストラや病気などで収入が途絶えてしまったことにより返済が困難となったり、時には亡くなってしまう可能性もあります。
そのため、都市銀行等では住宅ローンの返済者が亡くなった場合に備えた生命保険の「団体信用生命保険」の加入を義務付けています。
しかし近年、リストラや病気休業による住宅ローンの滞納者が増えてきているため、それを保証する住宅ローンが増えてきました。
三大疾病（がん・急性心筋梗塞・脳卒中）に罹った際に、以後の住宅ローンの支払いが免除されたり、非自発的理由の失業中の住宅ローンの免除があったりするプランもあります。
これらの住宅ローンは通常よりも金利が上乗せされていたり、団体信用生命保険の保険料が高く設定されていることが多いので、支払いとのバランスを考えることが必要です。
また、住宅ローンの返済に関しては免除や保険金の充填がありますが、生活費に対しての保証はないため、別途医療保険や生命保険の加入も検討したほうが良いでしょう。
