TOP > 横浜不動産の知恵袋 > 物件を選ぶ基準 > マンションを買うならば海沿い?山の手?
2014/09/29更新
横浜に転勤で引っ越すために、マンションを探しています。
今まで転勤族だったのですが、横浜の本社に移動となりこれ以上の転勤がなくなったため、持ち家を購入しようと思うのですが、夫婦ともに横浜市についてあまり知識がありません。
私は横浜と言うと港町のイメージがあるので、海沿いの眺望のよいマンションが良いと思っているのですが、妻は山の手の閑静な高台のほうが良いと言っています。
そもそも、横浜に山があるのでしょうか?また海沿いと山の手でしたらどちらがお勧めですか?
横浜は国内でも屈指の港町であるため海のイメージが強く、平地が広がっている土地と思われているかもしれませんが、有名な港の見える丘公園は標高37mにあり、横浜市最高峰の山である大丸山は標高156.8mあります。
そのため、横浜市は港町であると同時に、緑豊かな丘陵地も多く抱えています。
横浜市は政令指定都市であり、また市町村において日本一の人口を抱えており、東京の衛星都市としての役割があるため、鉄道網が充実しています。
とくに沿岸部に近い地域は複数の沿線があるため、東京や静岡へのアクセスもしやすい利点があります。
海沿いのマンションの最大の利点としては、眺望が優れている点です。
特に海に向かってのバルコニーであれば、視界を妨げる建築物がなく毎日変わる海の表情を楽しめます。
しかし、海からの風を直接受けるため強風にあおられることがあることと、風に含まれる塩分によるサビなどの塩害があります。
一方、緑豊かな高級住宅街として知られている港の見える丘の付近の山手町や根津は、高台にあります。
眺望に関しても高台であるため、ベランダの方向によっては横浜港が望める物件もあります。
ただ、閑静な住宅街と言うこともあり住環境は良いのですが、坂が多い地域なので徒歩での移動は辛いと感じるかもしれません。
海沿い・山の手双方に一長一短ありますので地域にこだわらず、まずは間取りやマンションの設備を重視して探してみてはいかがでしょうか?