失敗しないためには
任意売却で失敗したくない...任意売却を目指すみなさんが共通で抱く想いです。
しかし、「任意売却は業者にまかせておけば大丈夫」というわけにはいかないのが現状です。任意売却の成功を目指すためには、業者の力だけでそれを成し遂げることは困難です。売主であるお客様の全面的な協力があって初めて、任意売却を成功させることができるのです。
では、具体的にどうすれば任意売却が成功できるでしょうか？
さて、任意売却で成功するにはどうすれば良いかということを考えていくと、第一に考えられるのが
「良い業者を見つけること」
です。同じ任意売却を専門とする業者であっても、経験と知識、それに取り組む姿勢によって成果には大きな違いが生まれるものです。最初から最後までどのような計画で任意売却を進めていくかを丁寧に教えてくれる業者を探すことが重要です。
任意売却を進めていたのに、競売にされてしまったというケースもよくある話です。競売では落札価格が任意売却に比べ格段に安くなってしまうので、手放す側にとっては大きな損失と言えます。
任意売却業者との連絡のやり取りは迅速に！
そのためにも注意していただきたいのが、債務者であり売主でもあるお客様との連絡です。連絡が取れなくなったために競売に転じてしまう例は実に多いのです。債権者からも了承が得られて任意売却の話が進行しているのに、いざ物件を見たいという連絡が入っても、内覧の打ち合わせも訪問することもできない音信不通の状態になってしまっては、せっかくの話が先に進みません。
いつまで経っても売れない状況が続けば、結果的に痺れを切らした債権者は任意売却を破談にし、競売に切り替えてしまうのです。相談されるのが遅すぎるために競売になってしまう場合も多いですね。あまり他人に知られたくないことですし、大切な家を手放したくないと迷ううちに相談のタイミングを失して、ギリギリになって任意売却の手続きに入ったものの、債権者がＮＯと言って競売になることもあります。
